趣味を仕事にするなって言うのは
趣味を仕事にするなというのは昔から言われますが、それって『仕事にすると思い通りに出来ない』からなのかなぁとふと。
好きなことってこだわりを持ってやりたいのだけど、仕事でやろうとするとどうしても『時間』とか『予算』とかの制約が出てきます。
でも、時間、予算なら個人の趣味でやっていても出てくる制限なのでまだマシですが、ここに『人間関係』が入ってくると一気にいやーな感じになります。
どんなに叶えたい理想があっても、偉い上司やお客さんの一言でその理想を諦めなくてはいかなくなります。それも、明確な理由があるのではなくて、思いつきのような発言で方向が左右されてしまったり。
そんなこと仕事をする上では当たり前のようにあることで、多くの人はそういうのも自分なりに受け入れて働いています。
でも、好きな趣味の場合は自分の中に譲れないものがあって、そこがぶつかって不満になってストレスになって・・・と、マイナスに働いてしまうことがあるのではないでしょうか。
といっても、世の中で大成する人って趣味を仕事にしている人ですよね。
もっと厳格に言えば、趣味というより「好きなこと」を仕事にしている人。
野球が嫌いな人が甲子園に出てプロになって・・・というのは考えにくい。スポーツ以外でもそうで、やっぱり好きなことがあって、こだわりがあって、それを押し通して成長していければ、きっとずっと速い速度で走っていけるのだと思います。
そういう意味で、好きって気持ちにはエネルギーがあるけど、その分ぶつかりやすいから普通に生きていくぶんにはちょっと邪魔になることもある。
本当に好きで貫きたいものがあるなら仕事にするべきだし、そこそこ程度ならしないほうがいい、みたいな感じなのかな。