『すみません・ありがとう置換法』
数ヶ月経つと忘れてくるので、ふとした瞬間に思い出して気をつけるようにしています。
日常の中で「すみません」と言う機会ってすごくあります。でも、それって結構な数が「ありがとう」とも言い換えられるんですよね。
置換出来るのは、相手に何かしてもらった時の「すみません」。
この「すみません」は「恐縮です」という意味で、「ごめんなさい」とは少し違う。厳密に言えば「お手数おかけして申し訳ありません」みたいな感じで「ごめんなさい」っぽいけど、実はその後に
「お手数お掛けして申し訳ありません。助かりました」
とか
「お手数お掛けして申し訳ありません。ありがとうございました」
といった言葉が続くのが自然です。
でも、そこまで堅い関係じゃなかったり、すれ違いレベルの人だったりすると、「すみません」と言うとそこで完結してしまって次の言葉が出てきません。暗に感謝を伝えてはいるのだけど、それがなんとも奥ゆかし過ぎて相手の心まで届かない。
善意でやった行為で相手が恐縮してしまうと、逆にこっちも恐縮してしまうものです。そうすると、いいことしたはずなんだけどなんか釈然としません。
「おせっかいだったかなー」
なんて人によっては(ちょっとくらいでも)思うかもしれない。
だから、そういう時は素直に「ありがとう」と言えるように気をつけます。
「ありがとう」と言われたら、素直に嬉しいです。難しくいえば承認欲求が満たされる、ということで、つまり嬉しい。
感謝しているときは、「すみません」ではなくて「ありがとう」。そうした方が、たぶんきっとみんな幸せだと思ってる。