注目キーワード:駆逐系女子
先日ニコニコ動画でやはり俺の青春ラブコメはまちがっているの第4話を視聴していたら、ヒロインである雪ノ下 雪乃さんの
「チェーンメールを流すような最低の人間は確実に滅ぼすべき。そうでなければチェーンメールは止まらない。情報源(ソース)は私」
といった発言のところで、今回注目のキーワード 駆逐系女子 というコメントが流れていました。
この新時代を感じさせる新しい単語に、見た瞬間思わず感嘆の声を上げてしまいました。これを最初に思いついた人間のセンスを手放しに賞賛すると共に、その才能に嫉妬せずにはいられません。
さて、状況から察するに、この 駆逐系女子 という言葉は「敵とみなした存在を純粋な敵意と戦力を持って完全に駆逐する系統の女子」を表すようです。なんだその女子。
さらにコメントで「そういえば今期のアニメには駆逐系女子が多い」といった旨のコメントがありました。ふむ、確かにそんな気がしないでもありません。
とういうことで、僕はそんな広くアニメをチェックしているわけではありませんが、わかる範囲でいま旬の(!)駆逐系女子を探してみましょう。
1.雪ノ下 雪乃さん(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)
まずは僕が駆逐系女子という言葉を知るきっかけとなった雪乃さん。
圧倒的な知能と知識と毒舌と正論でもって、誰彼かまわず気に食わない相手を粉砕するまさに駆逐系女子。たまに笑顔を見せたかと思えば毒舌を吐いた瞬間だったりします。
チェーンメールの発信源を駆逐したという話からも、駆逐系女子としての経験値の高さが伺えます。まさに駆逐系女子のカリスマといっても過言ではないでしょう。
2.ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)
巨人を相手に仲間たちが次々とやられていく中、圧倒的な戦闘力で巨人たちを駆逐していくまさに言葉通りの駆逐系女子。
主人公には献身的な態度を見せるものの、主人公に敵対するとなれば間違いなく一般人相手でも駆逐してしまうだろうところから、完全に一部の隙もなく駆逐系女子であると言えるでしょう。
しかし駆逐方法が直接的すぎるため、あまりお近づきにはなりたくないタイプかもしれません。
3.勇者エミリア(はたらく魔王さま!)
世界征服目前の魔王に対抗しあと一歩のところまで追いつめたあげく、異世界へ逃げた魔王を駆逐するため自分も異世界に飛ぶ駆逐系女子のファンタジスタ。
普段はコールセンターに勤めながら、ハンバーガーチェーンで真面目に働く魔王を駆逐するチャンスを虎視眈々と狙っています。今更だけどなんだこのアニメ。
日本に来てからは以前のように強い力を使えなくなったあげく、毒の無さ過ぎる魔王を相手に駆逐系女子に成りきれないところがあるようです。駆逐系女子の中では比較的付き合いやすいタイプと言えるでしょう。
4.流木野 サキ(革命機ヴァルヴレイヴ)
言動の端々から駆逐系女子としての潜在能力の高さを感じさせるサキさん。
今は活動停止中であるものの、元々は人気アイドルだったらしくそのスペックの高さは保証済み。
今はまだ駆逐系女子としての目立った行動はしていませんが、「顔色一つ変えずに敵兵を駆逐出来るんだろうな」と様々なシーンから感じさせられるためここに挙げます。これからの駆逐っぷりに期待です。
5.鳶一 折紙(デート・ア・ライブ)
精霊とみると我先にと駆逐しに飛ぶ攻撃的駆逐系女子の折紙さん。
駆逐欲が強すぎて、うっかり好意を持つ主人公を誤射してぽっくりいかせてしまったりと若干どじっ娘成分が混じっているようです。
駆逐系な上にストーカー体質でもあるらしく、折紙さんを彼女にするなら「ちょっと死んだくらいでも蘇るしストーキングされてもあまり気にならない」程度の素質が必要だと思われます。書けば書くほど近づきたくないなこの娘。
ということで、さらっと調べただけでも今期のアニメから5人の駆逐系女子を見つけることが出来ました。もちろん僕が確認出来ていないだけで、きっと他にもいるかと思います。
アニメのキャラクターというのは流行の先取りをすることもままあり、ツンデレという言葉が市民権をいつの間にか得てしまっていたことは記憶に新しいでしょう。
そして今、ひときわ強い輝きを放つキラ星として現れた新たな属性が「駆逐系女子」です。
きっと数ヶ月後には女性誌の表紙に
「嫌いなあいつらを徹底的に滅ぼしちゃえ☆駆逐系女子のマストアイテム」
みたいな文字が踊ること間違いなしでしょう。違うか。違うな。