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Calms blog

CALMSブログ

薬物中毒の原因は薬物の中にない

 まだ確定的な研究結果ではないようですが、面白い記事がありました。

gigazine.net

 この記事によると、これまでの実験などから薬物中毒になるのは薬物に含まれる成分よりも「ストレス」が直接的な原因だというのです。

 孤独なマウスはストレスを解消する手段として薬物中毒になりますが、他の仲間がいれば薬物中毒にならないのだとか。

 これが正しい推測かどうかはまだわかりませんが、「苦痛が続く限り、苦痛から逃れる手段に依存する」というのは人として自然な行動原理だと思います。

 僕としては一つ、最近気になっていたことがあります。なぜ、人はお酒に依存するのでしょうか?

calms.hatenablog.com

 上記のエントリーのように、人体に致命的な影響を与えるまでに酒に依存する人がいます。

 しかし、よく考えてみてください。たばこや麻薬はそれ自体に依存性のある物質(と呼ばれるもの)が含まれていますが、アルコールも同様のものでしたっけ。

 一般的に依存性のある物質は幸福感といったプラスの影響を与えますが、酒に酔うというのは、脳の働きを阻害されているマイナスの影響ではないでしょうか?

 ん? ううん?

 そんなことを考えていたのですが、今回の記事を読んで少し納得できました。

 思考の混濁によりストレス源を一時的にでも忘れ、それによりある種の逃避が出来ていると仮定すれば。それは「苦痛から逃れる手段に依存する」という事象に合致しています。

 そういう風に考えると、何かに依存するというのは、それ以外に苦痛から逃れる手段を持っていないということでしょうか・・・・・・

 もしかすると、依存症に苦しんでいる人を救うのに一番効果的な治療方法は、その人と友達になることかもしれませんね。

※実際は依存性のある物質を含んでいなくとも、ドーパミンの分泌による快感で依存症になるようです。なので、その人の嗜好によってはどんな行為でも依存してしまう可能性がありそうです。

 アルコール依存症については次の記事もわかりやすかったです。

business.nikkeibp.co.jp

※追記:冒頭のネズミの実験、再現実験に失敗したようで、研究結果としての信頼性はなくなりました。参考程度にしてください(だからストレスが完全に中毒に関係していないと言い切れるわけでもありませんが)。